
このような疑問にお答えします。
ME2種の勉強を始めてみたはいいものの、何から手を付ければいいのか分からず、調べてみても「過去問をやれ!」としか書いてない...
そうやって路頭に迷っていたのではないでしょうか?
そこで本記事では、過去問41点(120点満点中)の状態からスタートし、約1ヶ月半でME2種を合格できた勉強方法を紹介します。
「もっと早くにこの勉強方法を知りたかった...」
そういった情報を惜しみなく出しているので、ぜひ参考にしてください。
本記事の内容
・ME2種の勉強方法
・ME2種勉強のスケジュール
・ME2種勉強のモチベを保つ方法
こんな方におすすめ
- 大学2~3年生で挑戦してみたい人
- 大学4年生でなんとしてでも合格したい人
- 大学1年生でチャレンジ精神旺盛な人
- お仕事で勉強時間が取れない方
参考
この記事は、もう基礎はばっちり!という方よりは、「自信はないけどME2種は取りたい」といった方を対象に書いています。
ME2種の勉強方法
まず始めにME2種勉強する上で最も大切なことを発表します。
それは...
過去問をやって間違えたところを復習する!
ということです。
「いや、他のサイトと言ってること同じじゃないか!」
と思われた方、少し待ってください。
過去問をただ解くだけでなく、その使い方がME2種の合否を左右するのです。
その使い方というのが、以下の3つのステップです。
ポイント
STEP1:過去問を数年分、一通り解く
STEP2:解いた過去問を復習する
STEP3:それをもとに過去問を解く
一つずつ解説していきます。
STEP1:過去問を数年分、一通り解く
まず始めにすることは過去問を数年分1通り解いて、全体の問題の流れを把握することです。
ME2種では過去問と非常に似たような形式で毎年出題されるため、
「これと似たような問題解いたことあるな...」
といった問題を増やしていくことが大切なのです。
まずME2種の勉強でつまづくポイントに、分からない問題が多すぎるということがあります。
しかし過去問をとりあえず1週する(答えを見ながらでもOK)ことで、
「なんとなく分かるかも!」
という問題のバリエーションを増やしていき、最終的に深く理解していけば良いのです。

STEP2:解いた過去問を復習する
次に過去問で間違えた問題を復習していきます。
実はこの復習の仕方に、ME2種の合否を左右させるポイントがあるのです。
そのポイントとは、選択肢のすべての根拠を説明できるようにするということ。
根拠を説明できるようになると、似たような問題に直面した時に応用を利かせることが出来ます。
たとえばこのような問題が出題されたとします。
正しいものはどれか とありますが、これは逆に正解の選択肢以外は間違った説明だということです。
この問題の正解は2)の甲状腺ーサイキロキシン が正解ですが、そこで終わらないでください。
たとえば4)の副甲状腺からはアドレナリンではなく、パラソルモンが分泌されます。
また反対に、アドレナリンは副腎髄質から分泌されます。
この方法で復習していくと、時間は少しの時間がかかりますが、1年分の過去問で数年分もの力を付けることが出来ます。
STEP3:ひたすら過去問を解く
さきほど紹介した復習方法を身に着けた後は、ひたすら過去問を解くのみです。
ポイントはもうこれ以上復習することはないだろうという状態まで持っていって、新しい過去問に挑戦するということ。
そうすれば新しい問題を間違えたときに、新鮮な新しい知識として頭の中に入ってきます。
ちなみにME2種を受ける上で必須となる参考書は以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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【ME2種】参考書のおすすめは?合格者が選んだ参考書3選【2022年版】
続きを見る
<<【ME2種】参考書のおすすめは?合格者が選んだ参考書3選【2022年版】
合格までに必要な時間

次はこのようなお悩みにお答えします。
ME2種を合格するために必要な時間は、現在あなたが過去問で何点とれるかによって異なります。
そのため、初見で過去問を1年分 解いてみて下さい。その点数によって、あなたに必要な勉強時間が分かります。
過去問が80点台の方
初見で解いた過去問が80点台だった方が必要な勉強時間は5~20時間ほどです。
あなたは十分本番で合格できる力を持っています。
あとはME2種の問題傾向を対策するだけで十分なので、過去問を2~3年分解いて復習するだけでいいのではないでしょうか?

過去問が70点台の方
70点代だった方の必要な勉強時間は30~50時間ほどです。
あなたは、あともう一息の方です。
今のまま受験しても合格できるとは思うのですが、万が一のことがあります。
もう一度内容を復習して、過去問を解いていってください。

過去問が60点台の方
60点台だった方の必要な勉強時間は50~150時間です。
あなたは今、一番点数が伸び悩む時期にいます。

なぜ大変かというと、付け焼き刃が通じなくなってくるのがこの点数なんですよね。
60点台まではME2種の傾向をつかめば、勘でいけます。しかし60点台から70点代までいくのには本当に理解していないと、到達することができません。

そう悲観する必要はありません。あなたは今こうして、60点台の壁を乗り越えることが一番辛いということを知ることができました。だから過去問を解いて、点数が上がらなくても、
「この時期が一番辛いんだ」
ということを再認識して取り組みましょう。
過去問が50点以下の方
50点台の方の必要な勉強時間は150~300時間です。
おめでとうございます。50点以下だった方はME2種を勉強し始めた当時の筆者と同じです。(最初解いたとき41点でした...)
正直50点台の方で、今年合格するというのは、かなり修羅の道ともいえます。正直来年以降の受験でもいいと思います。
しかし完全に無理ということはないので、本記事で勉強方法に乗っ取り合格を目指しましょう。

しかしこのように考えてしまうのはもったいないです。
今年合格するつもりで勉強すれば、たとえ本番で合格できなくても、勉強ノートは残ります。
そして来年以降受験するときに、スタートダッシュをして勉強を始められます。

僕が最初41点だった状態から1ヵ月半の勉強で合格するまでに使用した参考書は以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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【ME2種】参考書のおすすめは?合格者が選んだ参考書3選【2022年版】
続きを見る
<<【ME2種】参考書のおすすめは?合格者が選んだ参考書3選【最新版】
ME2種のモチベーションを保つ方法
最後に、ME2種の勉強のモチベーションを保つ方法を紹介します。
モチベーションを保つ方法はこの3つ。
ポイント
・合格した後を想像する
・不合格でも役に立つ
・友達と一緒に頑張る
一つずつ解説していきます。
合格した後の自分を想像する
始めに紹介するのは、合格した後の自分を想像することです。
今の勉強が辛くても、合格した後本気で喜んでいる自分を想像すれば、
「もうちょっと頑張ってみようかな」
と思えますよね。

不合格でも確実に役に立つ
2つ目に、仮に不合格だったとしても、勉強した経験は確実に役に立つということです。
あなたが勉強してきた範囲は、臨床工学技士の国家試験の内容にも含まれますし、メーカーに就職する上でも役に立ちます。
そして、来年以降のME2種の受験に役に立つのはもちろんのこと、来学期以降の講義でも、
「これME2種で勉強したことだ!」
となるので、ME2種を本気で勉強して後悔することはないです。
友達と一緒に頑張る
最後に紹介するのが、友達と一緒に頑張るということです。
やはり自分1人だと、どうしてもさぼってしまいがちです。そこで友達と一緒に勉強に取り組みましょう。
お互いに刺激し合うことで、相乗効果が生まれるので、本当におすすめです。

(大学1年生のときに受けたので、周りの友だちは乗り気じゃなかった... 決して友達がいないわけじゃないですからね!!!)
結論:過去問の使い方を工夫しよう
いかがだったでしょうか?
本記事ではME2種に合格するための勉強方法を紹介しました。
もう一度まとめると、
ME2種勉強方法
STEP1:過去問を数年分、一通り解く
STEP2:解いた過去問を復習する
STEP3:それをもとに過去問を解く
合格までに必要な時間
過去問が80点台:5~20時間
過去問が70点台:30~50時間
過去問が60点台:50~150時間
過去問が50点台:150~300時間
モチベを保つ方法
・合格した後を想像する
・不合格でも役に立つ
・友達と一緒に頑張る
ME2種って1年に1度しか開催されないところが難点で、その分危機感が増しますよね。
それでも本記事で紹介した勉強方法を活用して、1発で合格してしまいましょう!
↓これがないと始まらない↓
ME2種に合格するために必要な方法をYouTubeで紹介
YouTubeでME2種に合格するためにはどのようなことが必要か解説しています!!